2017年3月14日

ATM手数料を支払うと精神的打撃が大きい



現在は歴史的な低金利時代ですから、金融機関に余計な手数料を支払うことはできるだけ避けないといけません。なかでも最も無駄な手数料と言えばATM手数料に止めを刺します。だって、自分のお金を引き出すのに、なんで手数料を支払わんといかんの? そこでFPの山崎俊輔さんのアドバイスです。

手数料ゼロ 生活資金の口座はネットバンクに(NIKKEI STYLE)

これは私も実践していることです。こういった生活の知恵というのはとても大事でしょう。なぜATM手数料の支払いを避けなければならないのか。単に手数料がもったいないからではありません。ATM手数料のような無駄な手数料を払ってしまうと、精神的打撃が大きいからです。

現在、メガバンクの普通預金金利は0.001%。100万円を預けていても年間の金利収入は10円です。そんな低金利の下でATM手数料が1回108円ですから、こんなもの払っていてはお話になりません。なにより問題なのは、手数料がもったいないことではなく、それを支払うことによる精神的打撃が大きいことです。

そもそもATMでお金を出すときというのは、何かにお金を使おうとしているからです。ところが、そこでうっかりATM手数料を払ってしまうと「失敗した!損した!」という気持ちにすごくなる。すると、お金を使う前から気分が悪く、その後に気持ちよくお金が使えなくなるのです。この精神的ダメージによるQOLの低下の方が、108円(実際は、たった108円!)を失った打撃よりも大きい。せっかくお金を使おうとしていても、気持ちよく使えないのでは本末転倒というものでしょう。

だからこそ山崎さんの指摘のように、メインに使う銀行のほかに、いつでもATMを無料で使うことのできるネット銀行などの口座をサブバンクとして持っておくというのは、庶民の知恵としてとても大切なことなのです。

それで私の場合、メインに使う口座は三菱東京UFJ銀行ですが、サブバンクとして山崎さんの記事でも紹介されている新生銀行を使っています。新生銀行と言えば、以前は「2週間満期定期預金」の高金利が魅力だったのですが、最近では平凡な利率になってしまいました(とはいってもメガバンクよりは高金利です)。しかし、なんといっても輝きを失わないのは、提携ATMの手数料が土日祝日・夜間でも無料だということです。現在、以下の提携ATMで手数料が無料になっています(2017年3月現在)。



とくに強力なのが、ほとんどすべてのコンビニATMで出金・預入・残高照会が365日24時間無料だということ。メガバンクのATMが置かれていない地方でもコンビニはたいていありますから、この利便性は素晴らしい。だからATMを効率的に利用しようとしている人の間で新生銀行は人気があるのです。

そんなわけで、私にとって新生銀行はサブバンクとして非常に重宝な存在です。ただし、注意点もあります。新生銀行の商品は円預金については良心的なのですが、リスク商品に関しては超肉食系。はっきりいって普通預金と2週間満期定期預金以外は利用価値はありません。しかもたまにセールスの電話がかかってくることも。
【関連記事】
銀行で複雑な金融商品を売るという無理矛盾

これはけっこう煩わしいです。それと、経営状態がそれほど強固な銀行ではありません(いまだに公的資金を返済できていない)。だから、預金保険の対象となる1000万円以上の資金を預けることはお勧めしません。それでも、そういう諸々のハードルを乗り越えることができれば、新生銀行は実に便利な銀行として賢く利用することができます。

【ご参考】
新生銀行は店舗のほかネットでも簡単に口座開設できます。⇒新生銀行
スポンサードリンク