2017年12月11日

東京で楽しいオフ会に参加しました



先週末はたまたま労働組合の仕事で東京出張でした。そのついでと言うわけではないのですが、Twitterなどで交流いただいている亜門さんがオフ会を開いてくれました。たまたまTwitterでのやりとりで私が9日に東京出張するということ伝えると、亜門さんの方でセッティングしてくれたのです。亜門さんとは「いちど、ゆっくり飲みたいですね」と言っていたのですが、その念願がかなった。そして実際のオフ会は期待以上にとても楽しいものでした。

今回、東京でのオフ会を開いてくれたメンバーは次の皆さんでした。

亜門さん(好きなことについて語るときに僕の語ること。
タカちゃんさん(アキバ系投信自作派
チョコさん(チョコの株式投資Diary

亜門さんとは以前にイベントでお会いしたことがったのですが、その時は挨拶を交わしただけでした。ところがその後、Twitterでいろいろと交流があって、お互いに「そのうちゆっくり飲みましょう」ということになっていました。Twitterでの発言からも薄々感じていたのですが、やっぱり亜門さんはただの個人投資家じゃなかった。ある意味でプロの方です。とくに不動産投資については一家言あります。

タカちゃんさんとはこれまでも何度かお会いしています。今回も株式の過去のセクター別騰落率やシャープレシオの変遷などを独自に集計したデータ集を持参。私のように数字に弱くて、どちらかと言うと理屈とストーリーばかり気にしている者からすると、その精密さに感心してしまします。

チョコさんとは初対面。いまをときめく米国株投資家です。ほんと、米国株投資が流行ってきましたね。そして何よりチョコさんは若い。若い人が普通に米国株を買うようになるとは、日本もいよいよ時代が変わったのかという気がします。そしてなにより、若い人と話すのは楽しい! まあ、これは私がオッサンになった証拠でもありますが。

4人で鶏料理をつまみながらの投資談義ですが、最初は雑談ぽかったのですが、だんだんとヒートアップ。かなりハイレベルな話題になってしまいました。しかも話題の幅が広い。インデックス投資、日本の個別株投資、米国株投資、不動産投資、仮想通貨などなど。興が乗って、私も熱く語ってしましました。

いろいろと印象に残った話もあります。例えば米国株ブームですが、やはりこれは証券会社の特定口座対応が進んだなどインフラ整備の結果ではということ。最近になって海外ETFや米国株を買い始めた人の中には、かつての一般口座での保有にともなう確定申告の煩雑さについて知らない人も少なくないのです。実際に私も米国株投資に踏み切るきっかけは特定口座対応でした。

不動産投資については亜門さんとかなり突っ込んだ話ができました。不動産投資自体は立派な投資手法ですが、とにかく業界のガラが悪い。だからサラリーマンがフルローンで投資用ワンルームマンションを購入することを勧めるような無茶苦茶な言説が登場すると。この点に関しては亜門さんも同意してくれたと思います。

日本株については、まだまだ捨てたものではないということを私が主張しました。確かに最終製品の国際競争力の低下は事実ですが、その一方で素材や部品では世界の主導している日本企業が少なくありません。今後、そういった企業が日本の製造業を支えるというのが私の見立てです。

あと、酒の勢いに任せて日本という国が今後も世界の中で一定の経済的地位を確保するためには、少しでも多くの国民が国際分散投資をすることで世界から富を日本に還流させるしかないということ、実際に政府の投資促進の狙いはそこにあるという話もしました。

あるいは、日々の生活が良くならないからと言ってぶー垂れているだけでは現実の問題は解決しない。だったらやれることはすべて挑戦したい。自分にとって投資は、そういった選択肢の一つだったという話も熱く語ってしましました。

いま振り返ると、なんか私ばっかりが喋っていた印象です。それだけ皆さんが上手く聞き役に回ってくれたのでしょう。たぶん、今回のオフ会が異常に楽しく感じられたのは、そん皆さんの心遣いのおかけです。本当にありがとうございました。

やっぱり、こういう交流は無茶苦茶楽しいです。そして、それができるのもブログを書いたりTwitterで発信したりしているから。やっててよっかった。いろいろな人と知り合えたことは、投資の成果を超える財産でしょう。ぜひ、またの機会にゆっくりとお話したいと強く感じる楽しいオフ会でした。

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